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手汗で交感神経遮断手術を受けて、リバーサル手術も経験済

2017/08/11

2017年9月で28になる、平凡な日本人です。

僕は手のひらや、足の裏、脇から大量に汗をかきます。

いわゆる多汗症です。

タイトルにあるように手の汗を止めるべく2011年5月に交感神経遮断手術をしました。

手術を受けたのは右手のみです。

ただ、様々な副作用になやまされフィンランドでリバーサル手術も行いました。

手汗を止めるために行った手術で満足した生活を送れている人がいる一方、しない方がよかったと後悔している人がいることも、色んな方のブログやサイトでみかけます。

自分はしない方がよかったと後悔している側の人間です。

交感神経遮断術や、リバーサル手術後の経過や、思うことは後ほど書きます。

過去を振り返ると、
学生時代は、汗でプリントは破れ、文字はにじんだりと苦労しながら勉強をしたものです。

テストのときは緊張→汗の対処→余計に緊張と負のループで集中出来ずに本来の力が出せなかったなんて、こともしばしばありました。

ご飯を食べるときに異様に手に汗をかき、箸を伝って滴り落ちていました。

母がビックリした様子で「なんでそんなに汗かくの」と言っていたのを今でも記憶しています。

小学生のときは「そういうものなんだ」ぐらいで、汗をそれほどコンプレクックスに感じることもなく遊ぶこと、体を動かすことに必死でした。

ただ、中学、高校と思春期を迎えると、自分の容姿や体質が気になり、体育祭のフォークダンスで手を繋ぐときや、身体測定で裸足になるときは「汗を気持ち悪く思われないだろうか」とよく憂鬱になっていました。

無事大学へ進学し普通の大学生活を送っていましたが、大学2回生の時の、同じ大学に通っていた友人が自ら命を絶ちました。成績の面で進級出来なくなったり、彼は部活動をしていたのですが色々と事情が重なってしまったようです。

気が合い、食事を一緒にしたり、よく泊まりにいったりと友達が少なかった自分にとっては衝撃的な出来事でした。

それがかなり自分の心にぐっとのしかかってしまったのか、それまでだましだまし、抑えていた手汗に関する自分の感情が溢れてきて、目が覚めている間は、ずっと手汗のことしか考えられないような不安定な状態になってしまいました。

一人になってしまったような孤独感や、将来の道筋を立てる時期にもかかわらずなかなか思うように生活できないあせりなどからさらに、心が不安定になってしまいました。

親友のこともあってか、親は自分のことを心配し大学は休学、自宅で療養することになりました。何度も死にたいと思うようになりました。

精神科に通ってみたり、カウンセリングをうけたりもしましたが、自分の中では「手の汗が諸悪の根源だ、とこれが根本的に解決されないと自分は良くならない」という思考もあってかなかなか、不安定な状態からは抜け出せませんでした。



この手の汗を解決する為に、いてもたってもいられず手術に踏み切ることにしました。これが2011年5月です。

インターネットも普及していたこともあり、中学生の時から、手術の存在は知っていました。ただ、術後の副作用である代償性発汗や、その他の副作用で苦労している人の情報が数多く上がっていましたので、手術は選択肢にありませんでした。

全くなかったといえば嘘になりますが、将来もっとより良い方法で手の汗を改善出来る方法があるだろうといいきかせながら過ごしていました。

ドライオニックや塩化アルミニウムを試しはしましたが、自分はあまり効果を感じられませんでした。

手術は、福岡の某外科病院で行いました。

少し、書いていたら不安定になってきたのでまた更新します。

このブログを立ち上げたのは、手術の副作用について広く知ってもらいたいことと、こわれてしまった自分を現代の医療で少しでも改善できないかと思ったからです。

お医者さんや、医療に携わる方の目にこのブログが届いてくれることを願って、ブログを更新できる時は何かしら綴っていきたいと思います。

masaya19890101@gmail.com まで連絡をお願いします。

めげずにはいられません。幸せになりたいです。
手術を受けて苦労しているかたいらっしゃれば情報交換でもしましょう。

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